DPCとは
DPC(Diagnosis Procedure Combination)は、主に急性期の入院患者を対象として、診断名や手術・処置などの組み合わせによって患者を分類する、日本独自の診断群分類です。
Diagnosis Procedure Combination を直訳すると、 「診断(Diagnosis)と処置・手術等(Procedure)の組み合わせ(Combination)」 です。つまり、その名称自体が「どのような病気か」と「どのような手術・処置を行ったか」などを組み合わせて患者を分類する考え方を表しています。
患者は、主傷病名だけでなく、手術、処置、副傷病などの臨床的な条件を組み合わせて分類されます。共通の分類を用いることで、病院間で診療内容、在院日数、医療資源の投入量などを比較できるようになります。
DPCそのものは、患者を分類する仕組みであり、診療報酬の支払い方式ではありません。
DPCによる分類を診療報酬の計算に利用する制度が、DPC/PDPS(Diagnosis Procedure Combination / Per-Diem Payment System) です。
DPC/PDPSでは、入院中の診療行為のうち一定の範囲を、診断群分類ごとに定められた1日当たりの点数によって包括評価します。一方、手術など一部の診療行為は出来高で評価されます。
